勃起障害が回復した患者さんの例
ある男性のお話です。そのかたは大きな病気をしたこともなく、定年退職してお子さんたちも自立し、夫婦で第二の人生を謳歌しようと考えていました。その中にはもちろん性生活もエンジョイすることも含まれていました。久々のゆっくりした時間の中での性生活をと楽しみにして臨んでみたのですが、なぜか下半身が言うことを聞きません。焦れば焦るほどだめでした。
当初は恥ずかしさのため受診をためらっていましたが、このままでは進展しないと考えクリニックで受診することを決断されました。男性更年期ということもあるかと考えホルモンの値をチェックしました。男性ホルモンが少なくなっているのなら補充するという治療法もあるからです。しかし、結果は正常でした。
重度の糖尿病や脳血管障害のような勃起障害を起こすような病気があるわけではなく、加齢による勃起障害と考えました。そこで、PDE5阻害薬の服用を勧められました。高齢であることから心臓に負担があると副作用気になりましたが、普段から運動をしているので心臓は充分に薬の副作用に耐えることができると医師からの説明がありました。
薬局で処方箋を提出してそこで治療薬を渡してもらうということに勃起障害がばれてしまうとことが恥ずかしいと考える方が多いようです。診察に行っても薬局が苦手だということで個人輸入を利用してネットから治療薬を購入される方も増えてきています。その方は病院で診察してもらって処方箋に記載されている医薬品をネットで個人輸入する方法とられました。今では夫婦での第二の人生を謳歌することができて大変満足されているようです。